翌週。
とめさーん。どうぞー。
おお、さきさん。
おげんき?体調は?
ゆっくりで良いですよ、ゆっくり歩いてね。
しんどくなったら手を挙げてね。
こまめにうがいをしてもらいますね。
寒くないですか?
ちょっと臭いが強い材料を使いますよ
〜治療終了〜
さきさんがそばにおってくれると、安心して治療がうけられるのー。今日もありがとう。
お昼休み
さきパイセン。めっちゃ優しいですね、トメさんに。
トメさんはね、特に歯科が苦手なの
昔、トラウマがあったみたい。
でもね、トメさんほどの怖がりでなくても、歯医者に好きで来る人はほとんどいないのは、わかるよね。
そりゃまぁ、キュイーンでされるし、ゴリゴリされるし、
好きで来てたら、、、やべぇやつかも。
じゃあ、そんな人たちは、歯医者のドアをくぐる前から、どんな気持ちで来ているか、わかる?
んー、憂鬱です。できれば行きたくない、逃げたい。ドタキャンしたい。歯医者なくなってほしい。消えて欲しい。
言い過ぎ。
でも、頑張ってきているということは、それなりの覚悟をしてもらってるということね。
そんなときに、医院の雰囲気や環境が不快なものだったらどう思う?
んー、最悪です。
せめて環境だけでも、整えとけやって思います。お前らそれが仕事やろって思います。それぐらいやれやって思います。しゃんとせぇって思います。
言い過ぎ。
でも、その通り。
ただでさえ不快な治療をされるのに、それ以外で不快を感じさせるのは避けるべきですね。
そうか。
だから、さき先輩はトメさんにたくさん声かけをしていたのですね。
そう。
避けられる不快感は、極力与えない。
避けられない不快感は、それを可能な限り和らげられるよう努める。
あと、人によって不快と感じることがちがうの。
だから、患者さんの仕草、目線、表情、話し方から、その人が感じていることを察してあげるように努めるのよ。
がーん。
まったく考えてなかったっす。。。
そうね。
だから、業務に専念するのもいいけど、
その前に、その業務は誰のためにしているのか?
その行いが、誰かの気分を害していないか?
常に気配りが必要なのよ。
だから、立ち止まって落ち着いて周りをよく見る。
これが今の花子さんに、とても大事なこと。
ぱいせん。。神。。。